部門長メッセージ
『古くて新しい樹脂』、それが樹脂事業部のキーマテリアルであるフェノール樹脂です。
1907年にベークランド博士が開発した世界最初のプラスチックスでありながら、今も進化を続けている、すばらしい素材。
私たち樹脂事業部は、フェノール樹脂とともに、エンジンなどの自動車用鋳物や、半導体、液晶用レジスト分野、高断熱耐火フォーム用途など、時代の要求にマッチした製品で、世界に挑戦し続けています。
フェノール樹脂
当社工業用樹脂部門は1945年創業以来、1945年熱硬化性樹脂、1954年シェルモールドレジン、1962年レジンコーテッドサンドの製造 販売を開始し、さらにはフェノール樹脂の研究・開発を手掛け、現在に至っては鋳物用、発泡用、電子材料用、その他工業用樹脂の製造販売も行っております。
熱硬化性樹脂の中でも長い歴史を持つフェノール樹脂は高い絶縁性と耐薬品性、更に優れた耐熱性と難燃性を有しています。当社ではそれらの特徴を活かし、さまざまな用途に展開しております。
関連情報
鋳物用
当社の「AVライトR」シェルモールドレジン(鋳造用フェノール樹脂)及びRCS(レジンコーテッドサンド)は、国内トップシェアーを誇っています。半世 紀にわたる蓄積技術があり、お客様の御要望に答え課題を解決してまいりました。近年、環境対策が必須となっており、旭有機材では低ホルムアルデヒドフェ ノール樹脂の開発、鋳造より発生するダストの有効利用も行っております。また、シェルモード用以外にも、鋳造用バインダーとして有機自硬性バインダー、ガ ス硬化型バインダーなど各種取り揃え製造販売いたしております。
発泡用・工業用
フェノール樹脂の耐熱性及び難燃性の性質を活かし、フェノールフォーム(フェノール樹脂発泡体)用樹脂システムを開発しました。主に断熱材、保温材として の使用されております。フェノールフォームはプラスチックフォームの中でも難燃性に富み、準不燃材認定が得られます。環境対策として、ノンフロン・ノンハ ロゲンシステムや高断熱システム等新技術の開発を行っております。
その他工業用として、建材、耐火物・カーボン、砥石、フェルト、摩擦材等にも当社の「AVライトR」が使用されております。
フェノール樹脂の特性を活かし、お客様の御要望に沿ったフェノール樹脂を提供いたします。
電子材料
フェノール誘導体、電子材料用フェノール樹脂(フォトレジスト用、PS版用)を製造しております。 フェノール誘導体は主にフォトレジスト用感光剤母核(バラスト材)、ベース樹脂用原料に使用されております。反応条件等の制御により種々の化合物への作り分けが可能で、お客様の御要望に沿った誘導体を合成いたします。
フォトレジスト用フェノール樹脂は非常に高度な分子量制御を行い、お客様の要求されるさまざまな樹脂を、的確に再現性良く製造する事を可能にしました。さらに100ppbを大幅に下回る低金属化を実現しております。
成形材料
熱硬化性樹脂成形材料は、その優れた特徴(耐熱性、電気特性、寸法安定性など)により、工業部品、日常用品の素材として不可欠なものです。
当社の成形材料「AVライト」は優れた品質で、電気・電子・自動車・機械等、幅広い分野で使用され、省力化・軽量化などあらゆるニーズにお答えすると共に、サービス体制の万全を期しています。

