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2019年度第3四半期経営状況のご報告

2020年1月31日更新
代表取締役社長 中野 賀津也

 株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。2019年度第3四半期の当社連結業績及び会社の現況についてお知らせいたします。

1.2019年度第3四半期の連結業績

 売上高  409.1億円 前期比    10.7億円減(2.5%減)
 営業利益       29.5億円 前期比     0.04億円減(0.1%減)
 経常利益       29.6億円 前期比     1.6億円減(5.1%減)
 親会社に帰属する当期純利益       21.3億円 前期比     8.4億円減(28.3%減)

2019年度第3四半期累計期間の概況は以下の通りです。

  1) 当社をとりまく経営環境は、中国をはじめとした自動車販売の減速が引き続き影響している一方で、日本をはじめとした東アジア地域での半導体投資の再開など明るい材料も出始めてきました。このようななか、当社グループは、継続した成長を目指し、グループ一体となった営業を中心に、各事業部の営業活動量を上げることに引き続き取り組み、新たな需要の掘り起こしを進めています。
  2) 事業基盤についても、管材システム事業は引き続きサプライチェーン改革を推し進め、樹脂事業は生産効率を高めるなどコスト削減を実施しており、また、水処理・資源開発事業では受注体制の強化を図るなど収益基盤の強化に努めてまいりました。
  3) これらの活動の結果、売り上げは市況の影響をカバーするまでには至りませんでしたが、営業利益はほぼ前年並みの結果となりました。
  4) 親会社に帰属する当期純利益は、昨年度に実施した旭エー・ブイ産業(株)の株式取得に伴う負ののれん(約7億円)を前会計年度に計上したために、対前年比マイナス幅が大きくなっています。

※前年に旭エー・ブイ産業(株)の株式取得に伴う負ののれん発生益10.4億円と段階取得に係る差損約3.4億円とを合算した特別利益約7億円が計上されています。負ののれんとは、買収した企業の純資産より、低い価額で企業買収した際に発生する差益であり、これが特別利益として会計処理されます。

2.各事業の現況

 各事業部門の活動の現況は以下のとおりです。

  1) 管材システム事業の、国内の主力製品については、耐食問題の解決と金属代替をスローガンに樹脂バルブをはじめとした管材製品の拡販を目標に販売活動を推進した結果、設備投資の取り込みなど上期に比べ堅調に推移しましたが対前年では減収となりました。半導体製造装置向けのダイマトリックス製品は、前四半期期中より受注が回復してきており、第3四半期においても継続した受注を得ることができました。一方、海外では、米国において、引き続き堅調な需要を取り込むことができているものの、中国での半導体投資の遅れによる影響を受けました。売上および営業利益は市況による売上の減少をうけ、事業全体で減収減益となりました。
 
  2) 樹脂事業の素形材用途向けの製品は、国内外においてシェアアップを目的に営業活動量を増加させておりますが、自動車販売の減速の影響を打ち消すことができず、減収となりました。電子材料製品は国内大手レジストメーカー向け低メタル製品が堅調に推移し、海外での需要も回復基調となりました。また、発泡材料製品は、現場発泡断熱材の施工性の良さと施工機械の優位性が認められ始まった大手施工店との取引が継続し、また、新たにグループ入りした吹付施工会社のランドウィックの工事受注も堅調に推移しました。土木材料分野では高付加価値製品の販売が増えたこともあり増収となりました。その結果、事業全体での売上および営業利益は対前年では増収増益となりました。
 
  3) 水処理事業の売上は、官庁案件が順調に進捗した事に加え、民間産業廃水案件を中心に受注が好調に推移した事から、大幅な増収を達成しました。また、利益面において相対的に収益性が低い都心のビル中水案件が大きく減少した事から、営業利益は大幅な増益となりました。資源開発事業は、地熱資源開発における需要は旺盛である中、大型地熱工事の進捗遅れにより、前年比減収となりましたが、利益率が好転したことで、営業利益は若干の減収にとどまりました。環境薬剤事業は、対前年売上は若干下回りましたが、営業利益は前年並みで推移しました。維持管理事業においては、メンテナンス・修繕工事とも上期に引続き堅調に推移しました。その結果、事業全体では対前年で増収増益となりました。
 

 今後も当社グループの持続的な成長に向けて、中期経営計画で掲げた、「商品戦略の改革・海外売上高拡大・サプライチェーン改革・ものづくり革新・全社レベルでのコストダウン」に加え、生産性向上に向けた種々の施策を鋭意推進してまいります。
株主の皆様におかれましては、今後とも旭有機材グループの成長にご期待頂き、変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2020年1月31日 代表取締役社長 中野 賀津也

IRニュースURL: https://www.asahi-yukizai.co.jp/ir/news.html