当社グループ会社ドリコ㈱による旭化成クリーン化学㈱の水処理薬剤事業取得についてNews Release

2016年03月22日
旭有機材工業株式会社

旭有機材グループ会社であるドリコ株式会社(東京都中央区日本橋2-13-10)が、旭化成株式会社のグループ会社である旭化成クリーン化学株式会社(静岡県富士市鮫島2-1)より、同社主力事業である水処理薬剤事業を2016年4月1日に取得することになりましたのでお知らせします。


1.事業取得の目的について
 ドリコ株式会社は、上下水道施設、ビル中水道施設等のエンジニアリングを行う水処理事業と地熱発電用の地熱井や温泉井の掘削を行う資源開発事業を行っています。
また、ドリコ子会社ドリコ管理センター株式会社では、水処理施設のメンテ・管理事業を行っています。
今回の水処理薬剤事業の取得により、水処理エンジニアリング、水処理施設の維持管理に加え水処理施設維持管理に使用する水処理薬剤をラインナップすることで水処理事業におけるソリューション力を強化し競争力を高めます。
 また、水処理薬剤事業取得を受けてドリコ株式会社内に4月1日付けで環境薬剤部を新設(旭化成株式会社富士事業場内)し、商品力強化・販路拡大を図る一方、旭化成株式会社と水処理薬剤の共同研究の実施等の関係強化を進めて行きます。

2.水処理薬剤事業について
 旭化成クリーン化学の水処理薬剤事業は、官公庁の水処理場・し尿処理場・ゴミ処理場向けに、民間の化学・食品・製紙会社の産業排水向けにケミカル消臭剤・微生物酵素製剤・水処理薬品を製造・販売しています。水処理薬剤全体の国内市場規模は約50億円といわれており、同社は国内大手の一つです。

3.水処理薬剤の特徴
 し尿処理の受入槽・貯留槽・ばっ気槽や下水処理の分配槽・最初の沈殿槽・ばっ気槽において、スムーズな水処理のために使われるための環境薬剤です。

①微生物酵素製剤

 微生物による処理機能を向上させ、油分の除去や余剰汚泥の減量を図るものです。
②水処理薬品
 泡ができるのを防いだり、汚泥の沈降性を向上させ、凝集性を高めるものです。
③ケミカル消臭剤
 イオウ臭やアンモニア臭などの悪臭を分解・除去するものです。

以 上

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