2027年3月期 第1四半期の連結業績および経営状況に関するご報告
2027年3月期 第1四半期の連結業績および経営状況に関するご報告
株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
本日、2027年3月期 第1四半期の連結業績について発表いたしましたので、概要を以下にお知らせいたします。
株主の皆様におかれましては、今後とも旭有機材グループの成長にご期待頂き、変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長執行役員 CEO
中野 賀津也
1.2027年3月期 第1四半期の連結業績
当第1四半期連結累計期間の国内経済は、緩やかな回復基調が続き、設備投資需要も省人化・効率化投資を背景に底堅く推移しました。
海外では、米国でAI・半導体・インフラ関連を中心に設備投資が堅調に推移した一方、中国では内需低迷の長期化を背景に、設備投資は力強さを欠く状況が続きました。
このような環境の下、当社グループを取り巻く事業環境は、国内では中東情勢の影響による在庫確保の動きや、米国における半導体工場建設投資の回復などを背景に、全体として増収増益となりました。
| 売上高 |
211億円 |
前年同期比 + 5.5% |
| 営業利益 |
23億円 |
前年同期比 + 8.1% |
| 経常利益 |
25億円 |
前年同期比 +15.2% |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 |
16億円 |
前年同期比 +18.9% |
2.各事業の概況
-
管材システム事業
管材システム事業は、樹脂バルブを主力製品として樹脂管材市場を拡大することを基本戦略としています。耐食問題の解決と樹脂管材の機能性を追求し、お客様へのお役立ちに貢献する活動を推進しています。
<基幹製品(バルブ・パイプ・継手等)>
樹脂バルブ等をはじめとする基幹製品は、国内では、中東情勢の影響による在庫確保の動きを背景に主力製品の需要が拡大したほか、米国における電子産業関連投資の拡大に伴う需要増を取り込んだことで、増収となりました。
<ダイマトリックス製品>
ダイマトリックス製品に関連する半導体製造装置市場におきましては、中国における需要に一服感が見られたものの、メモリー需要の高まりを背景に、主に韓国において需要回復の兆しが見られました。
<エンジニアリング事業>
樹脂配管材料等を用いたエンジニアリング事業におきましては、一部案件の進捗に遅れが見られたものの、受注済案件を着実に推進したことにより、概ね堅調に推移しました。
<利益について>
利益面では、売上高の増加に加え、原材料価格上昇に対応した価格転嫁を進めたことにより、増益となりました。
| 売上高 |
138億円 |
前年同期比 +13.9% |
| 営業利益 |
23億円 |
前年同期比 +25.4% |
-
樹脂事業
<電子材料事業>
電子材料製品は、低メタル化技術を追求し、半導体の高度化に貢献しております。半導体市場は総じて底堅い需要環境が続きました。また、中東情勢等を背景とした原材料供給の不安定化や調達コスト上昇が発生しましたが、サプライヤーとの緊密な連携や複数購買化を推進することで安定調達を維持し、お客様への供給を滞らせることなく対応いたしました。一方、一部顧客では在庫調整が継続したことにより、前年同期比で減収となりました。
<素形材事業>
素形材製品は、国内外の自動車関連需要は堅調に推移したものの、中東情勢を背景とした原材料供給不安や調達コスト上昇の影響を受けました。このような状況の中、サプライヤーとの連携強化や複数購買化を推進することで安定した原材料調達を維持するとともに、原材料価格上昇に対応した販売価格改定を実施いたしました。
また、成長市場であるインドにおいては、需要拡大への対応と供給体制強化を目的としてレジンコーテッドサンド(RCS)第二工場の建設に着手しており、中期経営計画GNT2030に基づく事業基盤強化を進めております。
これらの取り組みにより、高付加価値製品の販売拡大と適正な価格転嫁を推進したことにより、前年同期比で増収となりました。
<発泡材料事業>
発泡材料製品は、建築現場での施工によって最終製品となることから、施工品質向上への取組みを通じてお客様へ安心・安全を提供しております。住宅市場ではマンション着工件数の減少が継続したものの、トンネル掘削向けを中心とした土木材料の需要が好調に推移いたしました。また、中東情勢等に起因する原材料供給不安や調達コスト上昇に対し、安定調達の確保と迅速な販売価格改定を進めた結果、顧客への安定供給を継続するとともに収益性の改善を実現し、前年同期比で増収となりました。
<利益について>
利益面では、前年同期にランドウィック社で高利益率の追加工事案件の寄与があった反動により、前年同期比で減益となりました。
| 売上高 |
61億円 |
前年同期比 + 0.1% |
| 営業利益 |
2億円 |
前年同期比 -42.1% |
-
水処理・資源開発事業
<水処理事業>
水処理事業では、水処理設備の設計・施工や、水資源を有効に活用できる水再生システムの構築に取り組んで います。また、施設や設備の安定稼働を支える維持管理サービスや環境改善薬剤の提供にも注力しています。官庁案件、民間案件ともに、大型施工案件の減少の影響により減収となりました。
<資源開発事業>
資源開発事業は、再生可能エネルギーである地熱発電の蒸気井などの掘削工事や温泉開発工事を行い資源の有効活用に貢献しています。温泉掘削案件、地熱掘削案件ともに工事の着工および進捗の遅延が発生した影響により、前年同期比で減収となりました。
<利益について>
利益面では、水処理工事、温泉・地熱掘削工事の減収により、前年同期比で減益となりました。
| 売上高 |
13億円 |
前年同期比 -31.2% |
| 営業利益 |
- 2億円 |
- |
※業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。