(1)地域・社会との協調と共生に関する基本方針
当社は、旭有機材行動規範の実施すべきことの中の「社会への貢献」の理念の下、積極的に地域との交流活動を行っていますが、2020年度以降、新型コロナの影響で地域との関りは自粛せざるを得ない状況が続いていましたが、昨年度より地域祭りへの参加などコロナ以前の取り組みが復活してきました。
(2)取り組み事例
工場周辺の清掃活動
工場周辺地域の方たちが工場周辺にいらしても不快な思いをされないよう、工場周辺の清掃など美化活動を定期的に行っています。延岡工場では 2023年4月、10月 愛知工場では、2023年5月に実施しました。
救命救急入門コースの支援
通報から救急車が到着するまでの間に救命処置を行う「応急手当普及員」の資格を取得している当社愛知工場の社員が丹羽消防署主宰の「救命救急入門コース」開催の支援を行っています。
2023年度は10月 愛知県の扶桑中学校、12月 扶桑北中学校と2校にてAEDの使い方など、救命救助法の始動を支援しました。
応急手当講習の様子
インドネシアからの実習生受入れ
当社は外国人技能実習制度を活用し、現在インドネシアからの実習生を3期計25名受け入れています。
・一期生 8名 2019年1月入社
・二期生 8名 2020年1月入社
・三期生 9名 2023年7月入社
当制度の目的は日本の技能や技術を新興国に移転し現地の人材づくりに寄与することであり、また当社にとっても貴重な若手人材を獲得できるメリットがあり、教育・実習を行っています。これまで8名が実習を終了し帰国しましたが、現在は17名が元気に実習を続けています。
実習生
献血活動
当社延岡工場では、国内で使用される血液製剤のすべてを献血により賄うという国の方針に沿って取り組んでいる、宮崎県赤十字センター様の献血推進活動に協力しています。2023年度は、延岡工場構内で4月、10月 に献血を行い、計100名の目標に対して109名が受付し、98名がそれぞれ400mlの献血を実施しました。また、愛知工場では2023年6月に、目標30名に対し、16名が受付し、13名が400mlの献血を行いました。
延岡工場での献血風景
新「ゆうきの森・上三輪」第二期植樹活動
当社は宮崎県が取り組んでいる「企業の森つくり」に2008年より参画しており、第二期植樹活動として延岡市上三輪町(かみみわまち)での森林整備に取り組んでいます。
2020年~2022年の3年間は新型コロナウィルスの影響で中止していましたが、2023年度は4月に第3回植樹活動を開催しました。
なお、これまでの「ゆうきの森・上三輪」植林による2023年度二酸化炭素吸収量は、宮崎県の認証によれば、7.25t-CO2 / 年でした。
ゆうきの森植林風景
地域の夏祭りへの参画
当社の宮崎県延岡地区、栃木県大田原市では地域活性化活動の一環として夏祭りに参加していますが、2020年~2022年の3年間は新型コロナの影響で中止されていましたが、2023年度より再開されました。
延岡市の「第46回 まつりのべおか」は2023年7月に開催され、当社社員 約90名が参加し「ばんば踊り」を踊り、太鼓競演会や花火大会なども開催されました。
また、栃木工場がある大田原市では「第40回 与一祭り」が2023年8月に開催され、約40名の当社社員が参加し「与一踊り」を踊りました。
まつりのべおかの風景(延岡市)
与一祭りの風景(大田原市)