旭有機材株式会社(所在地:東京都台東区、代表取締役社長 兼CEO:中野 賀津也)は、100%出資のグループ子会社である旭有機材樹脂(南通)有限公司(所在地:中国江蘇省南通市)において、中国市場向けの電子材料の生産能力増強を目的とした新工場建設に着工いたします。
これに先立ち、2025年9月23日に工場建設地にて起工式を執り行いました。
起工式には、当社をはじめ南通経済技術開発区管理委員会ならびに本工事に関わる関係者の皆様にもご参列いただき、安全で円滑な工事の遂行と完遂を祈願いたしました。
中国では電子材料分野における原材料の国産化が進み、当社製品の需要も大きく伸びています。こうした需要の高まりに応えるため、生産能力を約3倍に拡大する新工場の建設を決定し、2027年3月の竣工を予定しています。
新工場では、既存工場と同様の製品を扱いながらも、当社の樹脂合成・精製技術を生かして、より付加価値の高い製品を中国メーカー向けに提供してまいります。
■電子材料新工場の概要
名称 |
南通電材第二工場 |
建設予定地 |
中国江蘇省南通市経済技術開発区内 |
主要生産品目 |
フォトレジスト用ノボラック樹脂 |
生産能力 |
1,970㌧/年(南通既設工場の約3倍) |
投資金額 |
約3億元 |
建設開始 |
2025年9月 |
竣工 |
2027年3月(予定) |