Andyの課題別ソリューションカード 外部環境編

お客様から寄せられる配管設備の“お困りごと”は、時にして手強く、一筋縄ではいかないものです。
このページでは、Andyがお客様のお困りごと(課題)をカードにして、旭有機材のソリューション(提案)カードをぶつけます!
難しい課題に対し、旭有機材とAndyは、どんな手が打てるのか!? そして、ご提案の根拠は?

海水の雰囲気(塩害)と自動バルブでの懸念点

雰囲気と自動バルブでの懸念点
への提案カード!

沿岸部では、海風の塩分や湿気が設備へ影響、薬液がなくても腐食が進む。そんな雰囲気に耐えられる材質選定や防食対策が有効だが ……?
提案
ソリューション!駆動部も樹脂のARシリーズ

沿岸部の工場では、潮風に含まれる塩分が設備に付着することで、金属製の配管やバルブに腐食が発生しやすくなります。
こうした環境では、配管やバルブ本体の耐食対策を検討することはもちろん重要です。

しかし、そこで見落とされがちなのが、自動バルブの駆動部(アクチュエータ)への配慮です。

駆動部や周辺部材が塩分を含む雰囲気の影響を受けると、作動不良や故障の原因となり、設備全体の安定運転に影響を及ぼす可能性があります。

そのため、雰囲気のある環境で自動バルブを使用する際には、バルブ本体だけでなく、駆動部まで含めた設備全体で雰囲気対策を講じることが重要です。

旭有機材には、こうした沿岸部特有の腐食環境と、自動バルブの駆動部に対する課題を踏まえ、駆動部までオール樹脂製の自動バルブラインナップや耐塩害のさび止め塗装などのオプションも用意しております。
塩分を含む雰囲気下でも高い耐食性能を発揮します。


迷走電流が引き起こす電蝕(電食)

迷走電流が引き起こす
電蝕(電食)には、この提案カード!

金属バルブ·配管の腐食進行が早く、交換頻度が高い …… 。防食対策をしていても環境により効果が安定せず、維持コストがかさむ …… 。
提案
非導電性材質で電気的な導通を断つ!

配管やバルブの腐食トラブルの原因の一つに、電蝕(電食)があります。
金属製の配管や機器がつながった状態で、水分や塩分を含む環境にさらされると、金属の組み合わせによっては、腐食が進み、設備トラブルや寿命低下につながる場合があるのです。

このような課題に対して有効なのが、金属同士のあいだに樹脂やゴムなどの非導電性材料を取り入れ、電気的な導通を断つことです。

旭有機材製品は、パイプや継手、パッキンなどにおいても樹脂材質やゴム材質を採用しており、こうした電気的要因による腐食への対策にも貢献します。

※樹脂・ゴム配管材を部分的に組み込むことで電蝕(電食)の発生を確実に抑制することを保証するものではありませんので、ご注意ください。


現場の届かないに対応

現場の様々な“届かない”の
声に対応した解決カード!

埋設部でバルブが手に届かない、高所で安全な作業ができない、足場が組めない、狭いスペースで操作できない …… 。
解決!!
ソリューション!現場の届かないを味方にするバルブ

配管効率の都合上、手が届かないような高い場所や埋設環境にバルブを設置せざる得ない場合があります。
これらの場所では、足場が組めず安全な操作が難しかったり、直接操作できないといった課題があります。

旭有機材には、こうした“届かない”課題に対応するご提案があります。

高所設置向けには、バタフライバルブのチェーン式オプション※を利用することで、足元からの安全な操作が可能です。

埋設環境に対しては、ロングステム式を採用することで、地上からの確実な操作を実現します。

さらに、自動バルブによる遠隔操作を組み合わせることで、作業者の安全性向上と操作負担の軽減に大きく貢献します。


Andy’s Point!

迷走電流とは
本来流れるべき回路から外れて、別の金属や地面を通ってしまう電流のことをいいます。
本来の道を外れた電気が、金属配管を近道に使い、電気が出ていく場所の金属だけが急に傷んだりします。
埋設とは
バルブ等の配管設備を地面の中に埋めて設置することをいいます。通行や作業の邪魔になりにくい、外気温や日射の影響を受けにくい等のメリットから埋設する場合があります。
チェーン式とは
高所設置のバタフライバルブの操作手法として、チェーン式のオプションがございます。詳しくは、お問い合わせください。