ASAHIAV™を一言で表すなら、どんなブランドだと言えますか? A.K. 製品の背景にある“お客様の困りごとに真摯に向き合う姿勢”こそ、ASAHIAV™というブランドではないでしょうか。 もともとは腐食という課題に応えるところから始まり、先輩方が改良を重ね、製品精度を高めてきました。 今も効率一辺倒ではなく、お客様ごとの事情に寄り添ったカスタマイズ対応を続けています。 この姿勢がASAHIAV™の強みであり、信頼の礎です。 お客様に製品をご案内する際、心がけていることはありますか? A.K. “木を見て森を見ず”にならないようにしています。 製品はあくまで設備全体の一部なので、バルブのことだけに集中せず、現場の構成や運転方法、重要度、メンテナンス体制など、全体像をイメージしながら最適解を提案することを意識しています。 また、万が一のトラブル対応に備え、「緊急性が高い設備には予備の提案もする」「特殊仕様は社内でリスト化し情報共有する」など、日ごろから意識してお客様訪問をしています。 お客様と深く関わらせていただく中で、 最近気づいた変化などはありますか? A.K. お客様の中には、世代交代や人手不足で、ポンプやバルブの特殊仕様などを把握することが難しくなってきている方もいらっしゃいます。 だからこそ私たち旭有機材がきちんと情報を持ち、万が一のときもすぐに対応できる体制を整えておく必要があります。 ASAHIAV™が提供する最大の価値は「安心」です。 確かな品質に加えて、丁寧な対応と豊富な知識によるサポートをご提供したいと心がけています。 このインタビューで紹介している製品について バタフライバルブ55IS型 優れた耐腐食性と優れた耐熱・耐寒性! 電解ソーダエ場、化学工場、製鐵工場などの腐食性薬液ラインにも最適のタフなバタフライバルブ! 製品詳細ページへ 最後に今後の目標や展望についてお聞かせください。 A.K. お客様先を訪問すると、樹脂配管に金属の自動バルブが付いているケースを見かけることがあります。『自動バルブは金属製しかない※と思っていた』というお客様もまだ多いのが実情です。 耐食性の高さなど樹脂製バルブの良さは、もっと周知していきたいですね。 また、これからは、省人化・自動化が進む中で、自動バルブのニーズが間違いなく高まります。 ポジショナやリミットスイッチ※といった周辺機器も含めて、お客様のお困りごとを解決する提案が必要だと考えています。 お客様の使っている設備や他社製品との互換性、予備部品の管理まで考えた、痒いところに手が届く提案を、自然にできるような“おじさん営業マン”を目指しています(笑)