Andyが訊く! あなたの推しASAHIAV™を教えて!

このページでは、ASAHIAV™のマスコットであるAndyが旭有機材の社員に「推しASAHIAV™」を訊きます!
普段からバルブやパイプに接している旭有機材社員は、どんな製品やサービスをおすすめするのでしょうか?
そして、その理由とは?

インタビュアー:Andy
インタビュアー
Andy
ASAHIAV™のマスコットとして、数々の広報活動を担当。FRP補強がうらやましい。
スピーカー:N.K.
スピーカー
N.K.
グローバル統括部
東南アジアを担当
推しASAHIAV™ 製品

あなたの推しASAHIAV™製品を教えてください。

N.K.

私の“推しASAHIAV™”は、「AVパイプ」です。

AVパイプとは独自の特殊処理を施した塩ビパイプにFRP※補強をすることで、高温・高圧でも長期使用できる複合パイプです。

また、中に入っている母管自体も通常の塩ビパイプより耐薬品性を高めたものになっています。

AVパイプとは独自の特殊処理を施した塩ビパイプにFRP強をすることで、高温・高圧でも長期使用できる複合管です。
推しASAHIAV™ 製品

具体的にはどんな課題を解決する製品なのでしょうか?

N.K.

生産性向上のために薬品を高温で使用したいお客様や、電解工程で中間製品が80〜90℃に達するような現場では、塩ビ単層ではどうしても耐熱性が足りず、配管が垂れたり変形したりするケースがあります。

そんなとき、“困ったときの頼れる一手”として力を発揮するのが「AVパイプ」です。

“困ったときの頼れる一手”として力を発揮するのが「AVパイプ」です。

このインタビューで紹介している製品について

AVパイプ・継手

耐食性に優れるPVC、もしくはPPの外周をFRPで補強し、高温での長期使用が可能なパイプ・継手です。特に酸、アル力リ、ハロゲン類を扱う各種プラントに最適です。

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AVパイプ・継手
推しASAHIAV™ 製品

耐熱性だけを考えると、AVパイプでなくとも、
通常のPP (ポリプロピレン)パイプなどの素材を選択する、
というのもあるのではないでしょうか?

N.K.

確かに耐熱性だけを考えれば、通常のPP(ポリプロピレン)※ パイプでも対応できる場面もあります。

ですが、AVパイプが選ばれる理由は、“耐薬品性+耐熱性”、さらに、FRP補強されていることで、外部衝撃にも強く紫外線の影響も受けにくい。

とにかく厳しい環境に強いということで、選ばれるお客様も多いんですよ。

AVパイプが選ばれる理由は、とにかく厳しい環境に強いということ
推しASAHIAV™ 製品

お客様のお困りごとを解決した事例はありますか?
また、導入実績を教えてください。

N.K.

ある高温の薬液を扱うお客様は、従来の塩ビ配管において、変形が生じるという問題を抱えておられました。

AVパイプを採用いただいた結果、耐久性が大きく向上し、生産性を落とさずに運転できる、とお喜びの声をいただきました。

他にも、導入実績として、電解工場の苛性ソーダライン※、精錬所のブライン液ラインや硫酸ラインなど※がありますね。
厳しい条件下で使用される現場が中心となります。

AVパイプを採用いただいた結果、耐久性が大きく向上し、生産性を落とさずに運転できる、とお喜びの声をいただきました。
推しASAHIAV™ 製品

すごくいい製品ですね!
……ですが、お値段が高いんじゃないでしょうか?

N.K.

初期費用だけを見ると、AVパイプはやや高価に見えるかもしれません。
しかし、AVパイプには、高い耐久性があり、長期的にメンテナンス頻度が減るというメリットがあります。

厳しい環境、かつ長期間使用できることを考えると、トータルでは非常にコストパフォーマンスに優れた製品になります。

交換頻度やメンテナンスが少ないということは、そこにかける人件費や工場のダウンタイムも少なくできるということにもなるんですね。

お客様にはぜひ、今現在の製品単品コストではなく、5年、10年のトータルコストをみていただきたいですね。

お客様には5年、10年のトータルコストをみていただきたい
推しASAHIAV™ 製品

AVパイプの設置箇所だけ耐熱性や耐薬品性が
高くても他の箇所で不具合が起きませんか?

N.K.

ASAHIAV™として、そこは抜かりはありません。
FRPを積層した専用継手もラインナップしており、お客様の配管設備全体をカバーできようにになっています。

RPを最初から積層したような専用継手をラインナップしており、お客様の配管設備全体をカバーできようにになっています

このインタビューで紹介している製品について

AVパイプ・継手

耐食性に優れるPVC、もしくはPPの外周をFRPで補強し、高温での長期使用が可能なパイプ・継手です。特に酸、アル力リ、ハロゲン類を扱う各種プラントに最適です。

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AVパイプ・継手
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Andy’s Point!

FRPとは
「繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)」の略称で、樹脂にガラス繊維などの強化材を加えて補強した複合材料のこと。
PP(ポリプロピレン)とは
樹脂製配管材料に使用される素材の一つで、軽い、高温時の力学・機械的な性質が優秀な材料です。
電解工場の苛性ソーダラインとは
電解工場において、塩水を電気分解し苛性ソーダを生産するプロセス部分を「苛性ソーダライン」といいます。
精錬所のブライン液ラインとは
精錬所では、硫酸や塩素など腐食性の高い薬品が使われることが多く、通常の冷却水では配管や設備が劣化しやすいです。ブライン液は、腐食対策が施された成分で構成されており、耐薬品性に優れた冷却媒体として活用されます。
精錬所の硫酸液ラインとは
精錬所では、鉱石から金属を取り出す際に、硫酸を使って不純物を溶かしたり、金属成分を抽出したりする工程があります。硫酸ラインとは、この硫酸を製造工程内で供給・循環させるための配管系統を指します。硫酸は強い腐食性を持つため、ラインには耐酸性の高い材料やバルブが使用されます。