RCSの温度・水分量を調整することによって中子品質向上をサポートするRCSプレヒート装置のご紹介
概要
RCSを用いて造型する際に,RCSは周囲の環境によってその造型性に大きな差がみられます。当社では,RCSの温度・水分量を調整することによって中子品質向上をサポートするRCSプレヒート技術とその装置(特許No.3355325号)を開発しました。
形態
用途
特長
- 装置の特徴としてはエアーバブリング方式により均一に砂温を60℃にRCSプレヒートすることが出来、RCS中の水分量を半減できます(例えば、800ppm ⇒ 400ppm)。
効果
- RCSをプレヒートすることで,RCS温度上昇による硬化性の向上,それに伴う造型サイクルの短縮(生産性向上)が期待できます。
- RCS中の水分量の低下によって流動性が向上し,造型時に充填が良くなり鋳型の実体強度向上・複雑形状への展開が可能となります。