排出される炭火砂を、流動焙焼+研磨処理にてリサイクルさせた再生砂のご紹介
概要
ユーザーで排出される炭化砂を当社に持ちかえり流動焙焼+研磨処理にてリサイクルさせた硅砂のことです。愛知工場(愛知県丹羽郡)・栃木工場(栃木県大田原市)・広島工場(広島県庄原市)にそれぞれ再生設備を持っており全国対応が可能となっています。早期に再生設備を導入したため再生技術が高く、セラビーズ等の特殊砂も単独再生可能です(広島工場のみ)。
形態
用途
- 一般鋳造他
- 主型砂の補給用
- ゴルフ場のまき砂
- 砂場での児童・園児・幼児の遊び用
特長
- シェルモールド用としてだけではなく様々な鋳型プロセスの骨材用に使用できます。
- 低膨張の骨材であり、ベーニング等の鋳物欠陥に有効です。
- この再生砂は、現在使用中の弊社のRCS全てに配合できます。
リサイクルについて
弊社は、このリサイクルを約40年前から行い、再びレジンコーテッドサンドとして再使用することにより、廃棄物の削減、省資源化を図り環境保全に大きく貢献しています。
リサイクル設備は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」上、産業廃棄物処理施設に該当するもので、第15条第1項の規定により、「産業廃棄物処理施設の設置の許可」及び第14条第6項の規定により、「産業廃棄物処分業の許可」を受けております。また、今年(平成23年4月1日)施行された、法第8条の3第2項、法第9条の3第6項、法第15条の2の3第2項の規定により、廃棄物処理施設情報の透明性を確保し、施設に対する国民の安心感・信頼感を得ることを目的として、施設の維持管理に関する計画の公表及びこれまで記録しなければならないこととされていた施設の維持管理の状況に関する情報の公表が義務化されたことから各工場のリサイクル焙焼炉の施設維持管理状況について公開を開始しました。
※産廃処理業者検索より確認できます。
弊社では、長年のリサイクル技術を活かし、設備の維持管理に努めております。今後も更なるリサイクル率の向上を目指し、廃棄物の削減、省資源化を図り環境保全に貢献してまいります。
