熱による変形や寸法変化が少ない、特殊骨材RCSのご紹介
概要
鉄鋳物は、1300~1500度の鉄を鋳型内に流し込んで作成しますが、一般に鋳型に用いられている硅砂は、573℃にて変態による急激な体積膨張を起こすため、鋳型の表面部と内部で大きく熱膨張が変ってきます。それにより鋳型に歪が生じ、これに起因する鋳型割れ(ベーニング)等の鋳物欠陥を生じます。
そこで、種々の低膨張特殊骨材を用い、当社の樹脂の技術、コーティング技術を活かして、最適なRCSが設計できます。
形態
用途
特長
- 一般硅砂よりも熱膨張は小さくなります。
- 熱による変形や寸法変化が少ないために、精度の良い鋳物製品が出来ます。
- オリビンサンド以外は、低レジン量で高強度が得られる傾向があります。
- 一般硅砂とは組成が違う事により高耐火度や異なった熱伝導率の鋳型が得られます。